シリンダー錠の種類

円盤型のタンブラー

シリンダー錠

ディスクシリンダー錠

「ディスクシリンダー錠」の「ディスク」は「円盤」を意味しており、タンブラーの形状が円盤に似ているためこの名がつきました。その構造は内筒にディスクタンブラーとスプリングが入っており、キーを差していない時は片方のタンブラーが外筒側に出ているため、それが内筒を回転させないようになっています。あるいは、正しくないカギを差した場合もどちらかのタンブラーが外筒側にでっぱってしまうので、シリンダーをまわす事が不可能です。なお、正しいキーを差し込むとその刻みによって、タンブラーが内筒の中にピッタリ収まり、ラインが揃うことによって回転開錠することができます。耐久性が高く、乗用車や公団住宅やマンションなどの錠前に広く使われてきたのですが、現在では生産終了になっています。

ロータリーディスクシリンダー錠

「ロータリーディスクシリンダー錠」は、ディスクシリンダー錠などとは違ってタンブラーが直接内筒の障害にはなっておらず、棒状のロッキングバーというパーツが回転を阻んでいます。これにキーを差すことによって、タンブラーが軸を中心に回転するような動きをするため、この名称が付きました。タンブラーには切り欠きがあり、これらにロッキングバーがはまる事で内筒に収まって錠を回す事ができるようになります。

Copyright(c)2014 シリンダー錠の種類 All Rights Reserved.